光老化は予防できるの？
光老化は「紫外線障害」という障害ですし、通常の老化とは異なるものですから予防はできます。
産まれてから子供時代に紫外線を多く浴びればその総量に比例し光老化が加速するのです。
一説によれば、ひとは１０代で一生分の紫外線浴量の５０％近くを浴びてしまうらしいので、子供時代にいかに予防できるかでその後のいわゆる「老化＝自然老化＋光老化」の時期や程度を押さえることは可能なのです。
常識はずれの日光浴
実は、１９８８年からもう既に「日光浴」という言葉が母子手帳から削除されているようです。
簡単に言えば、紫外線に当たる時間を短くする、当たらないように隠す等で予防は出来るということになります。
地球温暖化、オゾン層の破壊が叫ばれ世界的な提唱も進んではいますが、反比例するように子供のスポーツ少年団等の活動の熱が高くなっているような気がします。
これは、近くの野球の小学生のスポーツ少年野球団の例ですが、土日は朝７時から夕方４時まで練習です。
これは真夏でも当然行われるのですからどれだけの紫外線を浴びているのか想像を絶します。
聞けば、全国的にみてもこのようなスポーツ少年団の練習時間は珍しくないようです。
私は、現在４０代半ばです。
我々が子供の頃と紫外線の強さがどれだけ強いかは年を追って自らの日焼けの度合いで感じます。
もう少しこのような「光老化」のことを知って頂き、子供たちの将来の身体のことを考えて頂きたいものです。
ここ数年は海やプールでもラッシュガード等で肌の露出を防ぐ大人や子供も多く見られます。飲む日焼け止めのようはサプリメントの愛用者も多いでしょう。
しかし、まだまだ半分にもみたないですし子供を裸で遊ばせて火ぶくれを起こしたとなんて方も多いです。
屋外のスポーツや遊びの時も速乾性の長袖を着て欲しいと思います。
次にあげるような、紫外線の怖さを知って頂くと少しは違うのでしょうか？